プロジェクトを「まちのみんな」に開く
郊外未来デザインラボ・研究レポート
郊外未来DESIGN LAB プロジェクトレポート
東京大学 先端科学技術研究センター
大学と開発事業者、地域住民や行政などが連携し、郊外住宅地の維持・再生方法を探る東京大学の研究プロジェクト「郊外未来デザインラボ」。発足から1年半を迎え、これまでにおこなわれた様々な取り組みや今後の展望をまとめ、「みんなで考え、みんなでつくる」ためのコミュニケーションツールとして広く共有・活用しようと、冊子形式のレポートを制作しました。
ACTANTは、本レポートのエディトリアルデザインを担当。紙面のデザインだけでなく、コンテンツ制作もサポートしながら、WEBメディアと一貫したビジュアルを構築しました。地域住民をはじめとする多様なステークホルダーへと研究を開き、スムーズな協業を促す一冊をデザインしました。
- Category
- CommunityEnvironment
- Site/Year
- Tokyo / 2021
- Services
- エディトリアルデザイン / 情報デザイン
Approach
郊外のまちに飛び出して、
多面的な活動をわかりやすく伝える
各地区での研究・活動紹介や、教授陣や専門家の論考、シンポジウムのレポート……といった多岐にわたるアーカイブを、汎用性・機能性の高いレイアウトを採用することでわかりやすくまとめ上げました。また、インフォグラフィックの活用や、noteの記事と紙面をQRコードで連携させる等の工夫をこらし、120ページにわたる幅広いコンテンツが、多様な読者にとってより伝わりやすい構成となるよう情報設計をおこないました。
レポートの表紙は、「郊外未来デザインラボ」のメインビジュアルをステッカーとして重ねる形でデザインしました。ステッカーは、イベント時や郵送物など様々な場面で独立して使用することもできます。郊外のまちにリアルに飛び出し、関係者や地域の人々との親しみ深いコミュニケーションを促すタッチポイントとなります。
Point
- 市民に開くコミュニケーションデザイン
- コンテンツ編集からビジュアル制作まで、一貫したサポート
- QRコードなどを活用したWEBサイトとのホリスティックな連携