みんなでつくる地域のカタチ
参加デザイン型で変化するまちの模型

Wise City Model
東急株式会社

WISE Living Lab(ワイズ リビング ラボ)は、横浜市と東急が進める「次世代郊外まちづくり」の場として2017年に設立された、地域住民との共創を実践するリビングラボ施設です。本プロジェクトでは、人々がこの場に集う機会をつくり、新しいまちづくりのアプローチに理解を得ていくことを目的として、施設内に設置するコミュニケーションツール「Wise City Model」を制作しました。

Wise City Modelは「参加型」のまち模型です。地形や街並を再現したミニチュアではなく、模型をつくる活動を通じて、地域の人々が自らまちの姿をデザインしていくプラットフォームとして機能します。ACTANTは、コンセプト策定、模型本体の制作をはじめ、運営フローやワークショッププログラムまで、継続的な活動を支援するしくみ全体のデザインをおこないました。

Category
CommunityLiving lab
Site/Year
Yokohama, Kanagawa / 2017
Services
リビングラボ / 共創
Team
ISKW design office(建築)、Fablab Shibuya(デジタルファブリケーション)

Approach

リビングラボの特質、「共創」を体現する

模型のアイデアを検討する際、エリアに関するリサーチやディスカッションを通じて、「参加型」で「つくり変えることのできる持続的なしくみ」という、リビングラボの特性を反映したコンセプトを策定しました。コンセプトにもとづいて、模型を継続的に刷新していくための運営フローを体系化しました。模型本体のデザインフェーズでは、ワークショップを通じて形状や参加体験をプロトタイピングし、建築家やFabLabとともに協働しながら実制作を進めました。

Result

まちを自らデザインしていくためのツール

毎回異なるテーマによって変化していくWise City Model。模型を構成する展示台やパーツは、参加者が自ら新しい価値をつくりだせる自由度と、表現意図をしっかりと伝えるデザインクオリティを両立した柔軟性の高いデザインとなっています。また、様々なステークホルダーが担い手となって継続的に運用できるよう、ワークショップ実施のための包括的なガイドラインを提供しました。完成後は、地域の子どもたちが参加するワークショップや、企業の地域サービス開発プロジェクトなど、まちを豊かにしていく多様な視点やアイデアを表現する場として活用されています。

Point

  • 多様な活動を受け入れ、コミュニティ形成の新たな芽を生む機会形成
  • リビングラボによる、先進的なまちづくりアプローチを支援
  • 創造性を育む学びの場のデザイン

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