空間体験と連携する情報体験
一貫したビジュアルタッチポイントの創出
株式会社KIKUMOTO
minamiaoyama 346
2016年度日本サインデザイン賞入選。
青山にオープンした商業テナントビルの各種コミュニケーションメディアをデザインしました。三角形を多用した建築に呼応したロゴタイプを基軸にして、サイン、ウェブサイトに一貫性をもたせながら、テナント誘導のためのコミュニケーションを設計。特にサインデザインでは、立体的な形状を採用することで視認性を高める実験を試みています。
- Category
- Lifestyle
- Site/Year
- Tokyo / 2014
- Services
- ブランディング / ビジュアルアイデンティティ / ウェブデザイン / サインデザイン
Team
高橋慶成(デザイン)、歌代絋(Webデザイン)、佐々木設計事務所 (建築)、PLATdesign(ランドスケープデザイン)
高橋慶成(デザイン)、歌代絋(Webデザイン)、佐々木設計事務所 (建築)、PLATdesign(ランドスケープデザイン)
Approach
土地の特徴を生かした「トライアングル」という共通言語
ホリスティックな体験創出
敷地は大きな高低差があり特徴のある三角形状をしていることから、建築家とともに相談し「トライアングル」をデザインの共通エレメントに設定しました。「トライアングル」にしたがって、ロゴマークからサインまで一貫したビジュアルタッチポイントを設計しました。共通エレメントを設定することで、建築、ランドスケープ、照明デザインといったこのプロジェクトに関わるそれぞれの認識が統一され、一貫性のある体験を実現することが可能となりました。
特にサインデザインにおいては、立体的なトライアングル形状を採用することで視認性を高める実験を試みました。白い壁から三角形の立体が浮かび上がると、その面が情報提示になる。面の角度を調整することで、設置自由度が限られた複雑な場所でも視認性を確保できるよう工夫されています。