デザインすることは、怖くない!
さあ、いっしょにデザインしよう!
誰もがデザインすることを求められる時代に
デザインすることの思想と実践を深く掘りさげ
デザイナーにも、ノンデザイナーにもわかる言葉で
その役割と価値を説いた
いままさに“みんな”が求めていたデザイン書。
*コ・デザイン(CoDesign)とは?
デザイナーや専門家と言った限られた人々によってデザインするのではなくて、実際の利用者や利害関係者たちとプロジェクトのなかで
積極的にかかわりながらデザインしていく取り組みのこと。Coは、接頭語で、「ともに」や「協働して行う」という意味。
目次
- はじめに
- 第1章 なぜデザインをひらくのか?
- 1.1 「つくる」と「つかう」の距離感
- 1.2 デザインは誰がすること?
- 第2章 デザインにできること、できないこと
- 2.1 なぜデザインを語ることは難しいのか?
- 2.2 デザインができること、できないこと
- 2.3 デザインのいま・むかし
- 第3章 いっしょにデザインするとは?
- 3.1 コ・デザインというアプローチ
- 3.2 なぜ、コ・デザインなのか?
- 3.3 「いっしょに」デザインの背景にあること
- 第4章 さあ、いっしょにデザインしよう
- 4.1 最初に考えること
- 4.2 What―なにをやるか?
- コラム1 仲間とともにつくっていくゲストハウス
- 4.3 Who―だれとやるか?
- コラム2 パートナーという視点で協働の学びをデザインする
- 4.4 When―いつやるか?
- コラム3 事業転換のタイミングの中でデザインする
- 4.5 Where―どこでやるか?
- コラム4 オーストラリア先住民たちによる民族の自己決定のためのプロジェクト
- 4.6 How―どうやるか?
- コラム5 リビングラボを通してサービスのプロトタイピングを行う
- 第5章 うまくデザインできなかったら
- 5.1 他人と上手に協力しあうことができません
- 5.2 ビジネスとして成立させられません
- 5.3 みんなの考え方が相反しあい、決められません
- 5.4 文化的に向かないのではないでしょうか?
- 第6章 さあ、もういちどデザインしよう
- 6.1 デザインにおける「態度」の問題
- 6.2 みんなの創造性を高めるために
- 6.3 つくる仕組みをつくる
- 第7章 デザインすることは、ギブすること
- 7.1 「贈る」ことから生まれること
- 7.2 〈私〉と〈私たち〉の境界線に
- 7.3 ここまでのまとめ
- おわりに
『コ・デザイン──デザインすることをみんなの手に』
上平崇仁 著
出版社:NTT出版
発売日:2020.12.21
定価:2,970円(税込)
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-2384-7