| 内容紹介 |

武山政直教授の監訳による、テニー・ピニェイロ著、The Service Startup: Design Thinking Gets Lean (2014)の日本語版。サービスデザインを学び、実践しようとする方々にとって、数少ない日本語で読める手引書となっています。


「製品」から「サービス」への旅

本書はデザインの学位を持たない駆け出しのアントレプレナーやビジネスリーダーに、デザイン思考とサービスデザインを統合するやりかたを学んでもらいます。持続的でのぞましい利益をあげる新サービスをスタートアップするため、開発サイクルの促進化を目指す実践ガイドです。

第一部では、テニーがなぜスタートアップを目指す人たちとアントレプレナーは、わたしたちが前世紀に開発した「作って、売る」という産業の論理から離れる必要があるのか調査します。話をすすめるにあたり、彼は「学ぶ、使う、記憶する」という新サービス志向の考え方を読者に提案します。また、産業社会が直面している課題や、人間中心のサービス志向の組み合わせは新規事業や既存のビジネスに転換をもたらすカギになりえるか、ということを議論しています。

第二部で、テニーはMVS(有益最小限の(価値のある)サービス)モデルへのジャーニーにあなたをお連れします。このモデルはデザイン思考を「リーン・スタートアップ」のようなアジャイルな開発サイクルへまとめあげます。リーンの科学的なアプローチのなかで、わたしたちはサービス・イノベーションを育む価値観をもつ必要があります。読者はここで、デザインを使いこなすためのツールや方法論、そして実践について学ぶことになるでしょう。

| 目次詳細 |

  • 謝辞
  • 序文
  • Part1 コンセプト
    • 第1章 思考、デザインについての考え
    • 第2章 1908年にはなかったのか?/li>
    • 第3章 サービスとは何か? 新しいロジック
    • 第4章 製品はアバターである
    • 第5章 なぜサービスデザインなのか/li>
    • 第6章 可視性の鏡
    • 第7章 プロセスからジャーニーへ
    • 第8章 初心者のためのリーン・スタートアップ・プロセス
    • 第9章 なぜリーン・スタートアップなのか?
    • 第10章 MVPは常に後から
  • PART 2 MVSモデル
    • 第11章 デザイナーでない人のためのデザインプロセス
    • 第12章 サービスをありがとう、MVP。ようこそ、MVS
    • 第13章 大企業内のMVS
    • 第14章 MVSの構造
    • ヒューマナイズ::プロジェクション
    • ヒューマナイズ::パースペクティブ
    • クリスタライズ::プレイグラウンド
    • クリスタライズ::ポリッシュオフ
  • 解説/武山政直

  • 『サービス・スタートアップ──イノベーションを加速するサービスデザインのアプローチ』
  • テニー・ピニェイロ 著/武山政直 監訳
  • 出版社:早川書房
  • 発売日:2015.11.15
  • 定価:2,700円(税込)/2,430円(Kindle版・税込)
  • ISBNコード:978-4-15-209574-9

| 著者紹介 |


テニー・ピニェイロ
シリアルアントレプレナー、デザイナー、ベストセラー作家、教授、スタートアップ創始者、エンジェル投資家(ベンチャーのための個人投資家)。

カリフォルニア州サンフランシスコ在住。グローバル・サービスデザイン・エージェンシーLivework社のブラジル・オフィスの創業者で前CEO、Servicedesignsprints.comの創業者、サービスデザインのすべてを主導している。そしてサービス・イノベーションの学校EISEの創始者。EISEは、サービスデザインを通じて起業家精神を促進させるプログラムのパイオニアである。
彼はフォーチュン500の起業やNGO、行政機関への助言とコンサルティングを行っている。またウェブサイトCore 77でサービスデザインのコラムを執筆している。デザインとサービスをつなぐインテラクション活動家である。彼は人間的でサービス志向の観点から、産業の「作って、売る」の神話を揺り動かしている。彼は、素晴らしいサービスは人々の挑戦をとおしたビジョンや繊細さから生まれ、その職人技は、人々の要求や望み、参加や結びつきによってもたらされると考えている。 彼は顧客との強固な結びつきをとおして、諸問題を最高のパフォーマンスへ転換するよう奨励している。それは偽りのない、人間中心のサービスの潜在能力と転換をともなっている。
実践的、戦略的、そして高評価。テニーは彼のユニークな文化的視点と経験を話題にあげる。このブラジル人のシリアルアントレプレナーは一時期戦後のアンゴラに在住しており、政府のサービスをデザインした。彼は文化の複雑性をナビゲートすることの課題を理解している。彼は要求に対し順応性をもち、巧みで機敏であるべきという考えを持っている。 実際的な楽天家であるテニーは、常になにかできることやすべきことがあり、「実行」がなによりも重要であると信じている。

フィードバックやお問い合わせ、ブートキャンプへの申し込みはテニー・ピニェイロに直接連絡すること。アドレスはtenny@theservicestartup.com