サービスデザインは、顧客への一方的な価値の提供ではなく、〈共創〉という観点からビジネスを創り出す方法です。近年のIoTやビッグデータといったテクノロジーの発展と連動して、ヘルスケア、自動車、航空産業などの様々な領域で導入が進んでいます。本講演では、モノとサービスの違い、また業種の違いを超えて、新たなビジネスチャンスを見つけ出し、実現させるサービスデザインの特徴と効果について、事例を交えて紹介します。
武山政直教授の監訳による、テニー・ピニェイロ著、The Service Startup: Design Thinking Gets Lean (2014)の日本語版。サービスデザインを学び、実践しようとする方々にとって、数少ない日本語で読める手引書となっています。