RESORT:
YAMA WORK

Time Frame:2017-
Sector:宿泊サービス
Client:四季の森ホテル
Website:https://yama.works/
Facebook:https://www.facebook.com/yamawork/
Instagram:https://www.instagram.com/yamawork/

YAMA WORKは、長野県・蓼科のリゾートホテル「四季の森ホテル」が運営母体となるアウトドア・ワーケーションのための宿泊サービスです。豊かな自然に囲まれた蓼科から、働くこと(work)と休暇(vacation)を融合させた「ワーケーション(Work-cation)」というワークスタイルを提案し、都市圏での働き方を持続可能なものにすることを目指しています。高原リゾートのお客さんが年々減っていること、高齢化していることが課題としてあり、若いターゲットへのシフト、繁忙期以外の新たな利用可能性の創出が目指されました。ACTANTは、自社にとっても多様な働き方を実験する場として利用しながら、ホテルと連携し、コンセプト策定から各種コミュニケーションツールのデザイン、場づくりまでを継続的にサポートしています。

Design Process

step1

地域的な背景を現代的文脈に落とし込んだコンセプト

保養地として有名な高原リゾート地、蓼科。30年以上の歴史をもつオーベルジュスタイルの四季の森ホテル。その背景を現代的なサービスへ展開するにあたり、都市生活との関わりのなかで蓼科への行き来を楽しむ「ワーケーション」というコンセプトを策定しました。自然と共生した自由度の高いワークスタイルを提案し、保養地の今後のあり方を再定義するとともに、都市でのサスティナブルな働き方を提案する場と位置づけました。

step2

サービス体験の環境整備

木々に囲まれた敷地内の中庭とログコテージをYAMA WORKエリアとし、ワーケーションのためのアウトドアワークスペース設計。また、ホテルのブランドイメージと区別する新たなビジュアルアイデンティティを確立し、専用webサイトをデザインしてターゲット層を切り分けました。それぞれコンセプトに共感してくれた関係者と協働しながらサービス体験整備を進めました。

step3

運営と並行したプロトタイピング

利用者からのフィードバックを得ながら徐々にサービスを発展させていくため、2017年の立ち上げから1年間をトライアル期間と設定。招待制での受付とし、オペレーションや運営モデルを含めたサービスの検証・プロトタイピングを行いました。この間の試行錯誤を集約し、サービススタートアップとしてよりリスクが少なく、体験の満足値の高いプランへと刷新しました。

Our Challenges

──保養地として発展してきた蓼科において、従来のレジャー主体の滞在に留まらない、新たな滞在の契機をつくりだせないだろうか?

特定の場所に依存しない働き方の多様化を背景に、「ワーケーション」という新たなリモートワークのあり方をコンセプトの中心としました。蓼科を、休暇を過ごすリゾート地としてだけでなく、仕事とオフの時間をより豊かに過ごすための場所と捉え直すことで、都市圏からの来訪者にとって新たな滞在の価値が生まれる環境をつくりました。

──新しいワークスタイルを実践する場所として、施設はどのようなサービスを提供すべきだろうか?

トライアル期間以来、運営と並行したサービスのプロトタイピングを行っています。ワーケーションは、一定の作業環境が整っていればどこでも実現できるワークスタイルですが、その体験は地域資源と切り離すことができません。利用者とのコミュニケーションや小さな実験を通じて、場を少しずつ育てながら、YAMA WORKらしいサービスのあり方を探っています。

Outputs

  • 宿泊体験
  • ビジュアルアイデンティティ
  • サイン
  • Webサイト
  • 空間設計