LIVING LAB:
ママたちのココちいいをカタチにしてみたらプロジェクト

Time Frame:各6ヶ月(Phase 1 / Phase 2)
Sector:通信サービス
Client:株式会社KDDI総合研究所
Website:http://actant.jp/mamacoco/
Facebook:https://www.facebook.com/mamacocolivinglab/

子育てや家事など家族のための時間を優先して、自分のための時間をなかなか確保できないママたち。このプロジェクトは、あらたなサービス体験・空間を探究するKDDI総合研究所が、地域の主婦たちとともに、子育て中の女性たちが自分らしさを発揮できる「サードプレイス」をデザインしていくプロジェクトです。横浜市と東急電鉄が進める「次世代郊外まちづくり」の場、WISE Living Lab(ワイズ リビング ラボ)が活動の拠点となりました。ACTANTは、共創メソッドを活用した独自のワークショッププログラムを設計し、プロジェクト全体の実施を取りまとめるとともに、関連するwebサイトや展示、ビジュアルアイデンティティのデザインをおこないました。

Design Process

step1

リビングラボ を活用したサービス開発手法の検討

初期リサーチフェーズからプロトタイピングまで、プロセス全体をユーザーとデザイナーがフラットな関係性を保ちつつ、それぞれが強みを発揮できる共創手法を検討しました。リビングラボで実施されるプロジェクトに関する先行研究の文献リサーチをおこない仮設を立てました。また、手法の仮説を検証するためのプレワークショップを実施しました。

step2

ワークショップの設計

リサーチからの気づきや課題を踏まえ、リビングラボへの参加形態や範囲、プログラムの構成などを設定しました。まとまった時間の取りにくい主婦というターゲットや目指すゴールに即するよう、不特定多数×短時間参加型とコアメンバー×長期間参加型の両プロセスを織り込んだ形でワークショッププログラムを設計しました。

step3

ワークショップの実践とプロトタイピング

まず、レゴブロックを使用して空間のイメージを広げながら、子育て中の女性が抱える不満や課題を洗い出しました。つづく短時間参加型のワークショップでは、地域の声を広く集めながら、アイデアをプロトタイプへと発展させました。この地域に根ざした「サードプレイス」の輪郭を徐々に具体化していきました。

step4

展示と評価

検討したプロトタイプを3つの「カタチ」として集約し、WISE Living Lab内のまち模型を使って展示をおこないました。そこで得られた地域住民の評価を吸収しながら、実現フェーズに向けて、仕組みやアイデアを再検証しました。

Our Challenges

──忙しい子育て中の女性たちが参加しやすい共創プロセスとはどのようなものだろうか?

継続的に参加するコアメンバーでおこなう集中ワークショップと、誰でも参加できるオープンな立ち寄りワークショップを交互に実施し、短時間に集約した機会のなかで、主婦たちの声をより深く広く反映できるプロセスを設計しました。

──女性の社会的役割と自分らしさを両立しながらより良い生活を実現するにはどうすればよいだろうか?

主婦たちの一日の行動サイクルを可視化し、日常生活のなかにあるさまざまな課題を抽出。それらを解決するサービスや仕組みなどの事例を参照しながら、場の機能をアイディエーションしました。より具体的な検討を行うために、レゴブロックや模型を使って空間のモデルづくりをおこない、場のあり方についても並行して検討しました。

──アイデア発想にとどまらず、地域に根ざした「カタチ」をどのように具現化していけるだろうか?

想定される利用場所やニーズにあわせて、建築家とともにプロトタイプを制作。まちの模型とともに展示し、アイデアの形態と利用シーンを展示しました。地域に向けてプロジェクトの内容を開くとともに、住民からの評価をあつめ、アイデアのさらなるブラッシュアップを図りました。

Outputs

  • プロトタイプ
  • 展示ツール
  • Webサイト